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地域貢献
2025.12.03
*学校名
札幌市立あやめ野小学校
*実施日
2025年11月28日(金)
*児童生徒数
22名
*当日の指導者
エスポラーダ北海道イルネーヴェ 田辺陸 監督
*活動概要
(1) ボールとの触れ合い(ウォーミングアップ)
準備運動として、フットサルボールを使ったウォーミングアップを実施しました。特に「ボールを上に投げてキャッチする」動作を取り入れ、手と目の協応動作を促すとともに、ボールの感覚に慣れることを目指しました。児童は笑顔で取り組み、活動への意欲を高めることができました。
(2) ドリブル練習
足の裏やインサイドなど、フットサル特有のボールコントロールの仕方を学びながら、簡単なドリブル練習を行いました。目標地点を定め、自分のペースでボールを運ぶ練習を繰り返すことで、基本的なボール操作の定着を図りました。
(3) ドリブルからシュート練習
ドリブルでボールを運び、最後にゴールめがけてシュートを打つ一連の動作にチャレンジしました。目標であるゴールを意識することで、より実践的なフットサルの楽しさを体験させることができました。
(4) 試合形式(ミニゲーム)
活動の集大成として、チームに分かれてミニゲーム形式の試合を行いました。休憩を挟みながら、多くの児童がボールに触れられるよう配慮し、運動量を確保しながらゲームを進めました。
*活動結果(記録者のご意見、児童生徒の感想等)
本活動は、ねらい通り運動量を多く確保することができ、終了後にはほとんどの子どもたちが心地よい疲労感と満足感を抱いていました。
指導においては、指示を出す際に、子どもたちが指導者に注目しているか、目線や表情を確認しながら進めたため、指示を聞き漏らすことなく、全員がスムーズに次の活動へ参加することができました。この指導方法の徹底が、活動全体の円滑な進行に大きく貢献したと考えられます。
児童の活動後の感想からは、具体的な成長と喜びの声が聞かれました。
● 「ドリブルがうまくなったのがわかって嬉しかった」
● 「最後に試合が楽しかった」
● 「いっぱい試合できてよかった」
といった声が多く聞かれ、活動の満足度が高かったことが確認できました。特に、自身の技能が向上したという「成功体験」と、友達と一緒にプレーする「楽しさ」が、児童の活動意欲と満足度に直結していたと考えられます。
今後も、個々の発達段階に合わせた運動遊びを取り入れ、集団活動の楽しさと身体を動かすことの喜びを育んでまいります。
